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お知らせ

築50年の屋根工事

2024.05.18

敷地内に2棟が並んで建つM様邸。

この度は、思い出の詰まった旧家屋の屋根を葺き替える工事です。雨の侵入を防ぐと同時に、躯体への負担を軽くするために"アスファルトシングル"を葺きます。

ここから屋根点検時の状態です。

鬼瓦は落ちて、全体的に瓦の座りが悪く、割れた箇所も数多い。一見して野地板(瓦の下地の木板)が悪くなっていることが予想できました。

瓦を剥いで見ると・・・

野地板は朽ちており、本来有るべき防水シートもみあたりませんでした。

工事のプランが決まり、いよいよ着工です。幸い晴天に恵まれて幸先が良いです。まずは仮設足場、それから既存屋根材の解体撤去~大工工事~屋根葺きとなります。

(足場架設)


昔の瓦屋根には、防水や瓦の安定のため赤土が大量に使われています。今回、赤土だけでも土嚢袋50袋分はありました。

古い屋根材を全て剥がし終わったら、大工工事で下地板を張り、それか防水シート、屋根材と仕上げて行きます。

入母屋の破風板も交換しました。

今回の工事期間中に一度だけ雨に見舞われましたが、ブルーシート養生のおかげで被害はありませんでした。スケジュールの送れもなく完工することができました。